雇用形態の違いについて

日本には様々な雇用形態が存在している。
それは果たして何のためか考えたことがあるだろうか?

私は人生に迷い『アルバイト、派遣社員、契約社員、正社員、業務委託、偽装請負、個人事業主』など、ほぼ全ての雇用形態を経験してきた。
その結果、あることがわかった。

立場が変わるごとに見える世界が全く違うのだ。
さらに詳しく説明するなら、入ってくる情報が全く違うため情報格差が生まれる。

例えば飲み会だが、正社員以下での集まりではたいてい会社の愚痴か武勇伝のオンパレードだ。
そこに何の生産性もない。

だが、経営者同士の飲み会となると一切の愚痴が出ない。
話の9割は「どんなビジネスが儲かるか」「こんなことしようと思ってるんだけど詳しい人いない?」など、ビジネスの情報交換の場として機能している。

何が言いたいかというと、立場が変われば考え方も変わる。

先ほども書いたが、日本にはあらゆる雇用形態が存在している。
『労働の自由』などと聞こえの良い言葉で騙しているが、そのほとんどは雇用主が得をするために作られた制度だ。

そのことをしっかりと把握したうえで、自分にはどの雇用形態が合っているかいま一度考えてほしい。それでは、下記に雇用形態ごとのメリットとデメリットを記載していく。

【アルバイト】

《メリット》
●学生でも雇ってもらえる
●気軽に始められる
●長く続けていると必然的に頼られるため、そのまま就職しないかと言われることが多々ある

《デメリット》
●給料が安いので生活できない
●仕事量が多い
●若い人がメインなので25歳を超えると気まずくなる

【派遣社員】

《メリット》
●仕事を選ばなければ誰でもすぐ採用してもらえる
●アルバイトより時給が高い
●独立や起業したい人が最低限食いつなぐためにやるのにちょうどいい
●極まれに派遣社員とは思えないハイスペックな人がいる(経営者で節税のためなど)

《デメリット》
●立場が低いため正社員から虐められる
●最低限生活できる給料が得られてしまうため就職するタイミングを逃してズルズル続けてしまう人が多い
●基本的に正社員をクビになった落ちこぼれか、就職するのが面倒でバイト感覚で派遣社員になった人ばかりなので馬鹿しかいない
●将来性がなく、何かあれば人生が詰む

【契約社員】

《メリット》
●正社員雇用にする前提の期間限定ならアリ
(半年以上契約社員で雇われる場合、他の会社で正社員の求人を探した方が良い)
●派遣社員と違い直雇用なので異動はない

《デメリット》
●「正社員になれるかも」というのは嘘(なれない)
●正社員になれるルートがあったとしても他の会社を受けた方が早い
●給料は派遣社員よりも低い
●正社員の仕事量で給料がアルバイトと同じくらい
●国の制度を悪用して安い賃金で一生働かせられる

【正社員】

《メリット》
●安定している
●ボーナスが出る
●馬鹿でも働き続けていれば昇給する
●出世できる

《デメリット》
●終身雇用が根強いため辞めづらい
●残業が多いため副業は難しい
●基本的に会社の言いなり

【業務委託】

《メリット》
●定期的に仕事を受注できる
●個人事業主なので他にも仕事を受けられる

《デメリット》
●取引先はお客様なので強く出られない
●自分の仕事のでき次第で次から契約がなくなる
●社員のように安定していない

【偽装請負】

《メリット》
●個人事業主扱いなので、家賃など節税できる可能性がある

《デメリット》
●そもそも犯罪
●会社が雇用するリスクを無くすためのブラック企業の典型的な手法
●偽装請負するような会社はろくな職場じゃないので気づいたらすぐ逃げろ

【個人事業主】

《メリット》
●何もかもが自由
●努力と才能次第でいくらでも稼げる
●いつ休んでもいい
●ひとりで食っていく力があれば無敵

《デメリット》
●そもそも食っていくのが難しい
●収入が安定していない
●将来に何の保証もない
●先が見えない事業で不安になる
●休むと周りに差をつけられるため一日も休めない
●ひとりで仕事することに慣れると組織に馴染めなくなる

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