これを書くと性差別だと言われることもたまにあるが、女性はもっと夢を目指していい。
困ったときは結婚という手段もあるからだ。使える武器はなんでも使った方がいい。

これは私の経験談だが、日本のシステムにおいて男性はどうしても養う側であるため、30歳くらいになると夢を諦めて就職するというのが役者業界なんかでもお決まりのパターンだ。

よっぽどの才能や運に恵まれていない限り、お笑い芸人やイラストレーターなど夢と呼ばれる職業は、必ずこのような『心が折れる』瞬間が訪れる。

だが、ひとつだけ私から助言させてもらうと、続けられるのであれば趣味としてでも絶対に続けた方がいい。
それがいつか実を結んで商売として成り立つ可能性もあるからだ。

特にイラストレーターや漫画家志望だった人は、結婚してからもスキマ時間の副業としてフリーランスに活動すればお金にも繋がりやすい。

どんなに周りから馬鹿にされたとしても、あなたの努力は決して無駄ではないのだ。

あなたが追い求めていた夢は間違いではない。
過去に得た知識や経験は、現在のあなたを形成する。

別にお金に繋がらなくてもいい。
この世界にはなんの趣味も持たずにただ言われたことだけを忠実にこなすロボットのような人間も多い。

そんな中であなたは他の人にはない夢を持っていた。
とても素晴らしいことだ。

私も役者時代の経験があったからこそ、普通に生きていたら経験できないようなことが沢山できた。
たとえ今後の人生が周りの人から見てどんなに醜いものであったとして、私は役者をやっていてよかったと心から思える。
それが人生というものではないだろうか。

他人から何を言われても声を大にして好きだと言える、そんな当たり前に出会えることを祈っている。

最終話『仕事選びのその先へ、シゴトミライ』